恵庭日記
2008年 09月 15日
9/14日曜日。いよいよ恵庭エンデューロ当日。
実は木曜日の夜、急に風邪をひいてしまい38度の熱を出してダウン。
しかし遊びの為なら何が何でも治してやるという気合いで本番までにはどうにか回復。
休み中に勝手に会社のトラック使うから仕事休む訳にもいかんしねw
そんな最悪な体調のままギリギリまでタイヤ取っ替えたりなんだりして、前日の晩トラックにバイクその他諸々を積み込んでおいて準備は万端。
早朝5時出発で会場の恵庭市民スキー場に向かう。
受付、車検を済ましスタートまでまったり過ごす。
しかしスタートが近づくにつれ緊張が高まる。
なんだろう?サーキットEDだとこんな緊張感は全く無いのだが・・。
たぶんコースの状況がまったく見えないという不安からくるものなんだろうか。
スタートは3台づつ30秒間隔で、合図と同時にエンジンを始動して発車するというルール。
ヨカッタ〜、セル付いててw
そして隣を見ると新型のWR250R。コイツにだけは絶対負けたくないと勝手にライバル視しつつスタート!
まずはスキー場のゲレンデをまっすぐ上っていくのだがここはさほど問題ではない。
上り切ると一気に視界が開け、こ〜んな爽やかな風景の中を走っていきます。
しかしそんな平和はすぐに終わり、山の中へ。
高速林道が主体のコースと聞いていたが、ウッズ区間も結構ありなかなか腕が試される。
一部マディなところもあって、そこで一発目にやらかしてしまう。
見事フロントを取られ転倒。その際左の股関節の筋をちょっとやってしまった。
しかも地面に頭から突っ込みバイザーは壊れるは、口の中にドロ入ってきて食べちゃうわで散々な目に。
更にそこからの再スタートで焦っちゃって土手に乗り上げちゃったり・・。
そうこうしてても後ろからはまだ誰も追いついてこないので、なかなかいいペースで走ってた様だ。
それにしてもマディでの俺の下手さは異常。
さっきのダメージでシフトアップ操作が辛いが、自分的には限界のペースで攻めて走った。
ガレた道でも苦労して入れたムースのお陰でパンクの心配も無く攻められる。
やはりオープンEDにおいて、このムースタイヤが必須と言われる意味が良くわかった。走行性能では空気タイヤには及ばないものの、絶対にパンクしないという安心感はデカイ。
その後も制御不能になってヤブの中に完全に突っ込んでいって奇跡的にコースに復帰したりw、これは後ろ走ってた人も驚いただろうにww
そして必死に走ってたら意外と早く1周目のゴール。
自分の計算では1時間20分は切っている事がわかったので、まずまずの手応えを感じた。
タイムカードを渡してリエゾン(移動区間)をゆったり流す。ここでやっとキャメルバッグのドリンクを飲む事ができた←意味ネェ〜
ピットへ戻ると家族と妻の友達家族も応援に駆けつけてくれていて、女ばっかりの華やかな雰囲気に癒されましたw
制限時間はまだまだ余裕があるので、ここでゆっくりと回復させて2周目に挑む事にして、ponさん達のピットへ遊びにいくと、もうとっくに出発したという。元気だね〜w
angieさんは、おや?パンク修理?
存分に休んで2周目スタート。1周目でだいたいの危険箇所なんかは把握できたので、それほどビクビクすることはないものの、なぜか明らかに1周目よりペースが落ちている。
でもここでハーシーさんの、「堅実走りが一番」という言葉を思い出し、無理せず転倒せずを第一に丁寧に走った。
すると後半にはなんか乗れて来て、気がつけばコーナーも綺麗に滑らせながらクリアしていたりと、この時初めてランツァに「乗れた」感触を掴む事ができた。
しかし順調に転倒もせずゴールまで後少し、というところでアクシデント。
一ヶ所深いワダチの難所があって、なんとそこにデカイBMWが埋まっている!
こんな感じの凄いやつ↓(写真貼り直しました)
あわてて避けようとしてゴロン。
押してやり過ごそうとしたが失敗してバイクぶん投げてまたゴロン。
しかもBMWにぶつけてるしw
一応謝って急いで再スタート。ちっくしょ〜、せっかくイイ感じできてたのにな〜、なんて悔しがってもこれがレースです。誰のせいにもできないし何があるかわからない。
で、ようやくゴ〜ル・・
疲れた〜、俺のクラスはたったの2周なんだけどこれで精一杯だ。距離はおよそ120km。
ピットへ戻ってライダーの皆で健闘を称え合う。この瞬間が一番楽しいよね。
一緒に走った者だけが分かち合える楽しさ。やっぱりこういうのは最高に楽しい。大袈裟だけど生きてる事を実感できる。
その後の表彰式では惜しくも、じゃなくて当然入賞はならなかったが、11位と全くダメなわけでも無く、自分としては十分に通用したと言える結果だった。
だってさ、考えてみれば中古のトレール車に、バイク屋のゴミ置き場から貰って来たタイヤを履き、練習って言っても家族優先の優しい父親である俺はw、せいぜい良くて月に1〜2回、それも早朝だけくらいしか山走ることができない、ただのオジさんなんだから。
そんなヤツが入賞できるほど甘くない、っていうかもし入賞できたら失礼でしょうが。
だからね、今回の成績には大満足なんですよ、ホントに。
更に総合で見てみると、Bクラスでも俺より遅いタイムの人もいるから、俺もけっこうイケてんじゃないの?みたいに調子に乗って勘違いしてみたりw
もっともBでいこうなんて今後間違っても思いませんがねw
そしてお金無いのにこんな遊びさせてくれてる妻とか、ムース貸してくれた友人とか、普段一緒に走ってくれる人達とか色んな人のお陰で、こんなにも楽しい思いをさせてもらってるんだなって、しみじみ思いました。
いや〜ほんとに楽しかった! こういったイベントにはそんなに頻繁には参加できないけど、できる限りは参加していきたいもんです。
*最後に一言。やっぱり単純にキツさからいけば、MTBのレースに敵うものはありませんでした。ホント自転車のキツさはヤバい。
対してバイクはキツいよりも「怖い」ですね。
実は木曜日の夜、急に風邪をひいてしまい38度の熱を出してダウン。
しかし遊びの為なら何が何でも治してやるという気合いで本番までにはどうにか回復。
休み中に勝手に会社のトラック使うから仕事休む訳にもいかんしねw
そんな最悪な体調のままギリギリまでタイヤ取っ替えたりなんだりして、前日の晩トラックにバイクその他諸々を積み込んでおいて準備は万端。
早朝5時出発で会場の恵庭市民スキー場に向かう。
受付、車検を済ましスタートまでまったり過ごす。
しかしスタートが近づくにつれ緊張が高まる。
なんだろう?サーキットEDだとこんな緊張感は全く無いのだが・・。
たぶんコースの状況がまったく見えないという不安からくるものなんだろうか。
スタートは3台づつ30秒間隔で、合図と同時にエンジンを始動して発車するというルール。
ヨカッタ〜、セル付いててw
そして隣を見ると新型のWR250R。コイツにだけは絶対負けたくないと勝手にライバル視しつつスタート!
まずはスキー場のゲレンデをまっすぐ上っていくのだがここはさほど問題ではない。
上り切ると一気に視界が開け、こ〜んな爽やかな風景の中を走っていきます。
しかしそんな平和はすぐに終わり、山の中へ。
高速林道が主体のコースと聞いていたが、ウッズ区間も結構ありなかなか腕が試される。
一部マディなところもあって、そこで一発目にやらかしてしまう。
見事フロントを取られ転倒。その際左の股関節の筋をちょっとやってしまった。
しかも地面に頭から突っ込みバイザーは壊れるは、口の中にドロ入ってきて食べちゃうわで散々な目に。
更にそこからの再スタートで焦っちゃって土手に乗り上げちゃったり・・。
そうこうしてても後ろからはまだ誰も追いついてこないので、なかなかいいペースで走ってた様だ。
それにしてもマディでの俺の下手さは異常。
さっきのダメージでシフトアップ操作が辛いが、自分的には限界のペースで攻めて走った。
ガレた道でも苦労して入れたムースのお陰でパンクの心配も無く攻められる。
やはりオープンEDにおいて、このムースタイヤが必須と言われる意味が良くわかった。走行性能では空気タイヤには及ばないものの、絶対にパンクしないという安心感はデカイ。
その後も制御不能になってヤブの中に完全に突っ込んでいって奇跡的にコースに復帰したりw、これは後ろ走ってた人も驚いただろうにww
そして必死に走ってたら意外と早く1周目のゴール。
自分の計算では1時間20分は切っている事がわかったので、まずまずの手応えを感じた。
タイムカードを渡してリエゾン(移動区間)をゆったり流す。ここでやっとキャメルバッグのドリンクを飲む事ができた←意味ネェ〜
ピットへ戻ると家族と妻の友達家族も応援に駆けつけてくれていて、女ばっかりの華やかな雰囲気に癒されましたw
制限時間はまだまだ余裕があるので、ここでゆっくりと回復させて2周目に挑む事にして、ponさん達のピットへ遊びにいくと、もうとっくに出発したという。元気だね〜w
angieさんは、おや?パンク修理?
存分に休んで2周目スタート。1周目でだいたいの危険箇所なんかは把握できたので、それほどビクビクすることはないものの、なぜか明らかに1周目よりペースが落ちている。
でもここでハーシーさんの、「堅実走りが一番」という言葉を思い出し、無理せず転倒せずを第一に丁寧に走った。
すると後半にはなんか乗れて来て、気がつけばコーナーも綺麗に滑らせながらクリアしていたりと、この時初めてランツァに「乗れた」感触を掴む事ができた。
しかし順調に転倒もせずゴールまで後少し、というところでアクシデント。
一ヶ所深いワダチの難所があって、なんとそこにデカイBMWが埋まっている!
こんな感じの凄いやつ↓(写真貼り直しました)
あわてて避けようとしてゴロン。
押してやり過ごそうとしたが失敗してバイクぶん投げてまたゴロン。
しかもBMWにぶつけてるしw
一応謝って急いで再スタート。ちっくしょ〜、せっかくイイ感じできてたのにな〜、なんて悔しがってもこれがレースです。誰のせいにもできないし何があるかわからない。
で、ようやくゴ〜ル・・
疲れた〜、俺のクラスはたったの2周なんだけどこれで精一杯だ。距離はおよそ120km。
ピットへ戻ってライダーの皆で健闘を称え合う。この瞬間が一番楽しいよね。
一緒に走った者だけが分かち合える楽しさ。やっぱりこういうのは最高に楽しい。大袈裟だけど生きてる事を実感できる。
その後の表彰式では惜しくも、じゃなくて当然入賞はならなかったが、11位と全くダメなわけでも無く、自分としては十分に通用したと言える結果だった。
だってさ、考えてみれば中古のトレール車に、バイク屋のゴミ置き場から貰って来たタイヤを履き、練習って言っても家族優先の優しい父親である俺はw、せいぜい良くて月に1〜2回、それも早朝だけくらいしか山走ることができない、ただのオジさんなんだから。
そんなヤツが入賞できるほど甘くない、っていうかもし入賞できたら失礼でしょうが。
だからね、今回の成績には大満足なんですよ、ホントに。
更に総合で見てみると、Bクラスでも俺より遅いタイムの人もいるから、俺もけっこうイケてんじゃないの?みたいに調子に乗って勘違いしてみたりw
もっともBでいこうなんて今後間違っても思いませんがねw
そしてお金無いのにこんな遊びさせてくれてる妻とか、ムース貸してくれた友人とか、普段一緒に走ってくれる人達とか色んな人のお陰で、こんなにも楽しい思いをさせてもらってるんだなって、しみじみ思いました。
いや〜ほんとに楽しかった! こういったイベントにはそんなに頻繁には参加できないけど、できる限りは参加していきたいもんです。
*最後に一言。やっぱり単純にキツさからいけば、MTBのレースに敵うものはありませんでした。ホント自転車のキツさはヤバい。
対してバイクはキツいよりも「怖い」ですね。
by ridgerun
| 2008-09-15 23:11